エラーコード:
ポップ音
説明:
「ポップ音」は音声の乱れで、画面内にない音源の信号が増幅されて生じます。 波形では信号がスパイク状に見えます。
影響:
ポップ音は、対象素材のコンテンツ品質と技術品質に影響を与えます。 大きなポップ音が発生すると視聴の邪魔になります。
深刻度の構成:
参考情報 |
ポップ音がセリフの中にあるが視聴には支障がない、または俳優の口から出るノイズです。 |
問題 |
ポップ音がかなり大きく、ミックス音声の中で目立っており、制作者が意図したとおりに作品を視聴することを妨げています。 |
防止策:
ミキシングや編集中に、不注意によってポップ音が生じないよう注意します。 自動のポップノイズ除去を実行します。 また、音素材は相互に作用するため、最終版のミックスですべての音素材を十分に検証します。 異常なポップ音があれば手動で取り除きます。
ポップ音は俳優の演技によって発生する場合があります。 このようなポップ音は、マイクを俳優の口から遠ざける、マイクを上部や脇に置く、ポップストッパーを使用する、といった方法で防げます。
修正方法:
問題点を取り除くために、ポップ音を分離し、コンスタントパワーで3~4フレームのフェードを追加します。 最終版のミックスを大幅に変更しないよう注意してください。 M&Eに同様の問題がないか確認し、必要があればM&Eも再納品してください。
セリフの中で聞こえるポップ音が大きいまたは邪魔になる場合は、現場収録音声の別素材かアフレコに入れ替えてください。