Backlot機能向上: サブコントラクト (再委託) 機能
概要
サブコントラクトはBacklotの新しい機能で、ソースリクエストの納品に関わるプロジェクト関係者すべてのコミュニケーションを集約できます。
これまでは、様々な種類のソースリクエストが1社に割り当てられた場合、その会社内で賄えきれない言語や業務については別の会社に作業を委託されていたかと思います。 このワークフローはBacklotエコシステムの外側で管理する必要があったため、コミュニケーションの問題が起こりやすく無駄な作業が発生していました。
サブコントラクト機能の第1段階では、このような委託作業をシステム内で管理できるようにし、それによって大元のフルフィルメントパートナーと再委託先の間でスムーズなコミュニケーションができるようになりました。 今後も、新しい機能が段階的に追加されていく予定です。
目標
最終的な目標は、認定されたパートナーのみが当社のエコシステムで作業するようになることです。 そのための第1段階として、Netflixとフルフィルメントパートナー間で作業を可視化し、コミュニケーションをより効率的に行える機能を実装しました。
変更点
Backlot納品UI
この機能では フルフィルメントパートナーが ソースリクエストを別のフルフィルメントパートナーにサブアサイン (再委託) することができ、 その状況が可視化されます。 フルフィルメントパートナーは、Backlotの画面で対象のソースリクエストをすべて選択し、 一括処理バーにある"人型アイコン (サブアサインアイコン) "をクリックして、 他社に作業を再委託することができます (下図参照) :
一度に1つのソースリクエストのみを委託したい場合は、対象のソースリクエストのアクションバーの上にマウスカーソルを乗せ、[その他アクション (More Actions) ]から[サブアサイン (Sub-assign) ]メニューを選択します。
再委託先には、既存のフルフィルメントパートナーまたはBacklotのアクセス権がない外部のベンダーを指定できます。
既存のフルフィルメントパートナーにサブアサインする場合:
既存のパートナーは、Backlotでサブアサインされたソースリクエストを確認できます。ただし、現時点ではNetflixに直接納品することはできません。 今後、認定された再委託先がNetflixに直接納品できる機能が追加される予定です。
外部ベンダーにサブアサインする場合:
外部ベンダーに対しては、現時点ではNetflixのエコシステムの外側で作業を依頼する必要があります。なお、外部ベンダーはBacklotにログイン できないため、ソースリクエストの確認はできません。 また、 Netflixに直接納品できる機能が追加される予定はありません。
サブアサインメント に関する情報は、Netflix関係者およびフルフィルメントパートナーのみが確認できます。
Starship通知機能で下記の通知を設定すると、自社または他社によるソースリクエストのサブアサイン、サブアサインの解除が発生した際にメールを受信できます (下図参照) :
ご不明な点がありましたら、 チケットを発行してください。
- 自社または他社によるソースリクエストのサブアサイン/サブアサイン解除の通知を設定する手順を追加。