Backlot サービスタイプにおける作業の流れ
「サービスタイプ」は、Netflixに納品される吹替音声や字幕アセットの作業成果を定義するためのものです。「サービスタイプ」属性は吹替音声及び字幕アセットにのみ適用されます。
「サービスタイプ」には2種類あります:
Create(作成): これはNetflixソースリクエストで必要とされるアセットを一から作る必要がある際のサービスタイプです。吹替音声の場合は吹替音声や解説音声、コメンタリーがフルフィルメントパートナーに提供されないことを意味します。字幕の場合は字幕やSDH、CCファイルがフルフィルメントパートナーに提供されないことを意味します。
Conform(コンフォーム): これは既存の吹替音声や字幕ソースアセットを再加工する際のサービスタイプです。この作業には、Netflixへの納品に向けたアセットのQCや修正を含みます。フルフィルメントパートナーはソースリクエストが「オープン」の状態の時に「サービスタイプ」を更新してください。ソースリクエストが再納品リクエストの状態になった際、該当する場合にサービスタイプを修正できるようになります。これは、以前コンフォームしたアセットがリジェクトされ、修正箇所が多いためにソースアセットが利用できない場合に発生します。この場合、アセットを最初から作成する必要があり、「サービスタイプ」はフルフィルメントパートナーが「作成」に更新します。
同じく更新が必要な素材のステータスと同様に、「サービスタイプ」は一括編集も、個々のソースリクエストに対しての編集も行うことができます。
一括編集: 一つ以上の吹替音声アセット用ソースリクエストをソースリクエストダッシュボードから選択してからリクエストの編集ボタンを押すと、リクエストを編集するウィンドウが表示され、素材のステータスとサービスタイプを編集できるようになります。
チェックボックスをクリックして、編集したいソースリクエストを選択します:
選択を終えたら、右下にある「リクエストの編集」ボタンを使います:
ポップアップウィンドウが表示され、サービスタイプを変更することができます:
最も適したオプションをドロップダウンメニューから選択します。
字幕アセットのサービスタイプを指定したら、翻訳者クレジットの有無に関する質問に回答します。
選択したサービスタイプが「コンフォーム」の場合は、翻訳者クレジットの有無を選択します:
選択したサービスタイプが「作成」の場合は、翻訳者クレジットがない場合に権利放棄書があるかどうかを選択してください。「なし」の場合は、翻訳者クレジットが存在するという前提でQCを行います:
「Submit」をクリックします。これらの変更はダッシュボード内の「サービスタイプ」、「翻訳者のクレジットあり(コンフォームの場合)」、「翻訳者のクレジット免除条項あり(作成の場合)」コラムに反映されます。
1つのソースリクエストを編集: 「ソースリクエストの詳細」ビューから個々のソースリクエストのサービスタイプを更新することもできます。ソースリクエストの上にカーソルを乗せると表示される「詳細」ボタンをクリックしてください:
「詳細」ボタンをクリックすると、新しいタブに「ソースリクエストの詳細」が表示されます。下部に「サービスタイプ」のドロップダウンメニューがあります。必要なオプションを選択してください。選択したオプションが自動的に保存されます。
変更履歴:
2017-08-25
字幕アセットの「サービスタイプ」を更新した際に、翻訳者クレジットの有無やクレジットの権利放棄についての連絡をする方法を追加しました。