制作段階における品質管理 (QC) は、すべてのQCタイプの中でビジネス上最も重要だと言えるでしょう。制作プロセスの後工程で見つかり得る問題を最初に報告する機会となるためです。
広範囲にわたり制作効率を最大化するためには、合理化されたワークフローと自動化に加え、複数の実務担当者、ベンダー、スタッフ間での効果的かつグローバルなコラボレーションが必要です。このようなコラボレーションを成功させるには、明確で一貫した用語を使ってQCメモを作成し、正確かつ速やかに関係者に伝える必要があります。
合理化されたQCワークフローを支援するため、Netflixは世界のデイリー技術者グループと提携し、業界関係者へのインタビューを多数実施して、プロダクションQC用語集を作成しました。これは、プロジェクトのタイプや場所、規模にかかわらず、あらゆるケースに適用できる一貫した定義の分類データベースです。
ダウンロード版 (定義の翻訳付き) が必要な場合は、こちらのCSVを参照してください。
この用語集の詳細については、プロダクションQC用語集ガイドを参照してください。
| プロダクションQC用語集 | ||
| CODE - G | GRIPS | 説明 |
| G-100_082 | Camera bump/Vibration | 「カメラの揺れ」は、カメラオペレーターのミス、または三脚やリグが動いてしまったことによって、画像が意図せず揺れる現象を指します。 |
| G-101_082 | Micro vibration | 走行中の乗り物、大きな物体、ジンバルなどに起因する顕著な高周波振動から、目立つ問題が発生しています。 |
| G-102_082 | Remote head/gimbal judder | リグが不安定だったり、リグのモーターに問題があったりすることが原因で、リモートヘッドやカメラのジンバルに顕著なジャダーが生じています。 |
| G-103_082 | Abrupt camera movement stop | カメラの動きが、意図的ではなく突然停止します。 |
| CODE - I | IMAGE | 説明 |
| I-100 | Frame Rate conversion lag | 「変換の遅れ」は、ビデオのセグメントをあるフレームレートから別のフレームレートに変換することで生じるアーティファクトです。 |
| I-101_070 | Frame Rate conversion combing | |
| I-102_070 | Frame Rate conversion ghosting | フレームレート変換が適切に完了しなかった場合に生じる「二重像」を指します。一時停止時あるいはフレーム単位で特に目立ちます。 |
| I-200 | Incorrect image format transform | 画像が意図しない形式に変換されるエラーです。 |
| I-201 | Incorrect scaling resolution | 出力スケーリング解像度が、入力形式に対応したスケーリングと一致していません。その結果、画像のアスペクト比が意図せず変わる可能性があります。 |
| I-202 | Incorrect crop/extraction | トリミングや抽出が、作品の入力形式に対応した設定と一致していません。 |
| I-203 | Incorrect aspect ratio padding | 画像に適用されたレターボックスまたはピラーボックスが正しくありません。 |
| I-300 | Image processing artefact | 不明確ではあるものの目に見える画像処理アーティファクトがあります。 |
| I-301 | Wrong video range conversion (Legal/Full) | ビデオ信号がソフトウェアによって不適切に解釈/エクスポートされています。その結果、画像が色あせたり、黒つぶれや白飛びが生じたりする可能性があります。 |
| I-302 | Image stabilization warping | 「ワーピング」は通常スタビライズ処理の副作用により発生します。フレーム補間機能によって画像の動きが不自然になる現象です。 |
| I-303 | Aliasing | 「エイリアシング」は、画像の処理や、低品質の圧縮または変換時に画像のサンプリングが不十分であることによって生じる映像の乱れです。オブジェクト、テキストや画像の端がギザギザになり、ぼやけて見えます。画像の一部にモアレ (網目状) 模様が入ることもあります。無彩色 (すべてのカラーチャンネルに等しく影響) の場合も、有彩色 (各カラーチャンネルに個別に影響) の場合もあります。 |
| I-304 | Banding | 「バンディング/ポスタリゼーション」は、色ビット深度が低いことが原因で、色の階調が滑らかに連続するグラデーションにならず、階調の境目に段差が発生している状態を指します。 |
| I-305 | Wrong color transform(s) applied | 不適切なカラー変換が適用されたため、演出意図を正確に反映していない映像になっています。 |
| I-400 | Incorrect Image Metadata | 画像エッセンスや動画コンテナに関連する1つまたは複数のメタデータフィールドが正しくありません。 |
| I-401 | Incorrect Reel ID metadata | リールIDメタデータがカメラレポートと一致しないため、正しくありません。 |
| I-402 | Incorrect Color Space Metadata | 色空間メタデータが適切に入力されておらず、画像エッセンスの実際の色空間が反映されていません。 |
| I-403 | Incorrect lens metadata | レンズメタデータの情報が、撮影で使用されたレンズと一致していません。エラーが特定のレンズ軸に関係していることを示す接尾辞 (フォーカスは「F」、アイリス「I」、ズーム/焦点距離は「Z」) を追加することを推奨します (例: フォーカスの情報がない場合は「-F」)。 |
| I-404 | Inconsistent lens metadata | レンズメタデータが存在するものの、クリップ全体を通して一致していません (フレームの省略、途中で停止、途中で開始など)。エラーが特定のレンズ軸に関係していることを示す接尾辞 (フォーカスは「F」、アイリス「I」、ズーム/焦点距離は「Z」) を追加することを推奨します (例: フォーカスの情報がない場合は「-F」)。 |
| I-405 | Missing lens metadata | 1つまたは複数の軸でレンズメタデータが欠落しています。エラーが特定のレンズ軸に関係していることを示す接尾辞 (フォーカスは「F」、アイリス「I」、ズーム/焦点距離は「Z」) を追加することを推奨します (例: フォーカスの情報がない場合は「-F」)。 |
| I-500 | Generic Pixel Level Error | 原因不明のピクセルレベルのエラーです。 |
| I-501 | Debayer artefacts / debayer issues | ディベイヤー処理またはその設定により生じた問題です。 |
| I-502_069 | Compression artefacts | 「圧縮アーティファクト」は、画質の劣化により生じる問題です。映像が複雑で、画像エンコーダーの可逆圧縮で画質を維持できない場合に発生します。 |
| I-503_093 | Permanent Dead/Hot Pixel Error | 「ピクセルエラー」は、1つのフレームにある1個以上のピクセルが、周りのピクセルと異なり、収録した画像を正しく表示しない状態を示します。こうしたピクセルは暗く/黒く見えるか (デッドピクセル)、明るく/白く見えます (ホットピクセル)。このエラーは、1つ以上のショット全体を通じて常に表示される永続的なデッド/ホットピクセルを指します。 |
| I-504_093 | Intermittent Dead/Hot Pixel Error | 「ピクセルエラー」は、1つのフレームにある1個以上のピクセルが、周りのピクセルと異なり、収録した画像を正しく表示しない状態を指します。こうしたピクセルは暗く/黒く見えるか (デッドピクセル)、明るく/白く見えます (ホットピクセル)。このエラーは、ショットの途中で表示されなくなる断続的なデッド/ホットピクセルを指します。 |
| I-505_073 | Pixelation / Quantization (Compression ratio) | 「ピクセレーション/量子化ノイズ」は、画像内に個々の色のブロックが見える状態を指します。多くの場合、低解像度での拡大縮小や低いビット深度でのレンダリングによって生じます。 |
| I-506 | Digital Snow/ digital dirt | 画像にデジタル干渉/ノイズレベルが生じています。 |
| I-507_049 | Enhanced video noise / Visible noise patterns | 映像に作品と無関係な画面上の動き、または目に見えるグレイン状のひずみや模様がある状態を指します。 |
| I-508_078 | Elevated black levels | 「黒レベルの浮き」は、映像のセットアップレベル (黒レベル) の設定が上がる/乳白色になる現象を指します。 |
| I-600_047 | Chroma cross contamination | 画像チャンネル間の「クロマクロス汚染」は、フレーム内の隣接する色値が不適切ににじんでいる状態、またはショット内の素材に強いノイズや彩度過剰が見られる状態を指します。 |
| I-601 | Out of Gamut | マスタリング色空間で特定の色を再現できない場合、最終的な映像でカラーアーティファクトが発生します。たとえば、白い光源に黒い点が現れたり、カラークリッピングが発生したりします。 |
| I-602_048 | Color Contaminated blacks | 「黒の汚染」は、黒レベルに彩度が入っている、または強いノイズやむらがある状態を指します。 |
| I-603 | Color Contamination from UV/IR | 極端な光波長によって映像にノイズやクロマ汚染が生じています。 |
| I-700_078 | File Container/Compression Error | ファイルが破損し、どのソフトウェアでも開くことができません。 |
| I-701_078 | Corrupted Codec | コーデックが破損し、ファイルを読み取れません。 |
| I-702_052 | Black frame | 「黒フレーム」は、画像情報のないフレームを指します。 |
| I-703_053 | Dropped frame | 「コマ落ち」は、対象の映像素材から1つまたは連続したフレームが欠落、または破損していることを意味します。 |
| I-704_055 | Freeze frame | 「フリーズフレーム」は、シーケンス内の隣り合うフレームで同じフレームが続いて表示されている状態を指します。 |
| I-800 | Miscellaneous anomalies | 映像に問題があることを示す一般的なエラーです。 |
| I-801 | Low Quality Footage (Archival) | 「低画質な映像」は、メイン素材の映像よりも画質が低いことが明らかな映像を指します。 |
| I-802 | No metadata (image) | 1つ以上のフィールドで、映像に関連するメタデータが欠落しています。 |
| コード - L | Lighting/Sparks | 説明 |
| L-100_076 | Abrupt Image Luminance Shift / Flicker | ショットやシーン内で明るさのレベルが1回、または複数回変化することを指します。 |
| L-101 | In-shot screen flicker | 撮影シーンに登場するスクリーンやディスプレイにちらつきが見られます。 |
| L-102 | Abrupt Lighting Shift/Variation | ショット内の照明が急に変化することを指します。 |
| L-103 | Visible haze | ヘイズにより映像が複数テイクで変化した状態、またはメインユニットの映像と合わない状態を指します。 |
| L-104 | Unwanted Light bleeding | ショットのアクションで光漏れが発生しています。 |
| L-105 | Light source reflection in the scene | 光源の反射があるために、シーンを使用できなくなっています。 |
| CODE - C | CAMERA | 説明 |
| C-100 | Generic Exposure Issues | ショットの途中で映像の一部または全部が露出過度または露出不足になっています。 |
| C-101 | Footage generally overexposed | OCFの撮影中に、相当量のデータが高レベルの値でクリッピングしている状態です (ハイライト) 。 |
| C-102 | Footage generally underexposed | OCFの撮影中に、相当量のデータが低レベルの値でクリッピングしている状態です (シャドウ)。 |
| C-103 | Sensor overload (Black Sun) | センサーへの過負荷が原因で、映像内の白い部分が灰色になっています。 |
| C-200 | Focus issues | テイク全体を通してフォーカスが完璧ではありません。 |
| C-201 | Out of focus | フォーカスが長時間にわたり理想的な範囲から外れています。 |
| C-202 | Soft focus | フォーカスがぼやけていて、被写体を捉えられていません。 |
| C-203 | Focus varies | 移動中のフォーカスが完璧ではないものの、最終的には被写体を捉えています。 |
| C-300 | Generic capturing issue | ショットの途中でカメラに何らかの問題が発生しました。 |
| C-301 | Incorrect FPS / Speed | カメラのフレームレートが、シーンの意図と合っていません。 |
| C-302 | Genlock issues | 映像がマスターソースと適切にゲンロックされていません。 |
| C-303 | Rolling shutter issues | ローリングシャッターの問題が発生すると、画像の一部が揺れたり、ひずんだりします。また、空間的エイリアシングや、部分的な露出を含む一時的エイリアシングの状態になることもあります。 |
| C-304 | Format change | センサーモードが変化しています。 |
| C-400 | Generic Optical artefact | 映像に何らかのアーティファクトが生じて、レンズに映っています。 |
| C-401 | Visible optical filter | カメラで使用されている光学フィルターが映り込んでいます。 |
| C-402 | Internal ND issue | 適切に調整されていなかった内蔵NDフィルターが映り込んでいます。 |
| C-403_047 | Lens aberrations | レンズが原因で、映像に色収差が生じています。 |
| C-404_070 | Optical ghosting | レンズによるゴースティングが発生しています。 |
| C-405_085 | Lens Flare | 「レンズフレア」はカメラレンズを通る光の屈折によって発生する現象で、フレームの中に閃光や潜在的なまぶしい光が映り込みます。 |
| C-406_086 | Lens Smudge/ Dirt or oil on lens | 「レンズの汚れ」は、カメラレンズの表面に汚れ、油分、ごみなどがある状態で撮影したために、画像内に目に見えるアーティファクトが生じていることを指します。 |
| C-407_085 | Lens Glare | 「レンズグレア」は、光源が直接カメラに向けられたために、ある範囲が過度に明るくなり制御できない状態を指します。 |
| C-500_054 | Generic Frame Edge Shading | 「周辺減光」は、マットボックスや撮影用フラッグの一部がフレームに映り込むことにより、フレームの端や四隅が暗くなる現象を指します。 |
| C-501_054 | Soft Lens/Edge Vignetting | 「ソフトレンズ」または「ビネッティング」は、フレームの端に向かって緩やかに暗くなっていく現象を指します。完全な黒ピクセルになる場合もあります。 |
| C-502_054 | Hard Lens Vignetting/ Hard lens shading | 「ハードビネッティング」は、明るさが黒またはほぼ黒のレベルに突然下がる状態を指します。フレーム内にある物体や、レンズの範囲が狭いことが原因で生じる場合があります。 |
| C-600_054 | Lens Mechanical Issues | 原因不明のレンズの問題により、映像に問題が発生しています。 |
| C-601 | Lens collimation issue | ピントが合っている、または無限遠の場合でも、レンズの視準に関連する問題が原因で画像がぼやけることがあります。 |
| C-602 | Strong/Distracting Lens Breathing | フォーカスを別のポイントに移動するときに、ズームやボケによりフレーム上に歪みが生じ、視聴が妨げられる現象を指します。 |
| C-603 | Anamorphic element misalignment | レンズのアナモルフィック要素がずれていると、デスクイーズ処理後でも、映像がスクイーズ過多/不足の状態で表示されます。 |
| C-604 | Focus/Iris/Zoom remote motor failure | リモート制御システムの機械的な問題が原因で、フォーカス/アイリス/ズームが意図せず動いてしまう現象です。フォーカス/アイリス/ズームが動くときに、映像がジャンプして見えることもあります。 |
| C-700 | Miscellaneous anomalies | カメラに問題があることを示す一般的なエラーです。 |
| C-701 | Camera upside down | 独自の角度から撮影するときにカメラが反転しています。 |
| C-702 | Offspeed | 動きが遅い/速い状態です。 |
| C-703 | Camera lost power/Early cut | 何らかの問題、またはカメラの電源損失により、クリップが予定より早く終わっています。 |
| C-704 | Wrong TC in camera | カメラとサウンドのタイムコードがロックされていません。 |
| C-705 | No multicam sync | マルチカメラのセットアップで、各カメラに個別のタイムコードが設定されています。 |
| C-706 | Sensor dirt | センサーに汚れが付いています。 |
| コード - A | Audio/Sound - A | 説明 |
| A-100 | Background noise in the shoot | ショットの背景に、視聴を妨げる一般的なノイズが含まれています。 |
| A-101 | excessive broadband noise on recording | 広帯域ノイズは、狭帯域ノイズとは反対に、可聴範囲に幅広く音エネルギーが分布しているノイズです。 |
| A-102 | airplane on recording | 背景に自動車や飛行機の音が含まれています。 |
| A-103 | generator noise on recording | 収録音声に含まれている発電機の音の大きさが想定を超えており、目立っています。 |
| A-104 | excessive birds in recording | 収録音声に含まれている鳥の鳴き声の大きさが想定を超えており、目立っています。 |
| A-105 | excessive insects in recording | 収録音声に含まれている虫の鳴き声の大きさが想定を超えており、目立っています。 |
| A-106 | excessive ground movement/footsteps on unrelated surface | ショットの状況とは関係なく、地面が何度も揺れたり、足音が聞こえたりしています。 |
| A-200_001 | Audible distortion | 「音声クリッピング/ひずみ」は、音声サンプルの音量が再生レベルの最大ピーク値を超えると発生する現象です ("過変調"と関連付けられる場合や"過変調"として分類される場合もあります)。 |
| A-201_006 | audio hum | 電気ノイズまたは信号の干渉です。多くの場合、録音用のシグナルチェーンのグランドループが原因で生じます。(ハム音/干渉) |
| A-202 | excessive reflections or echoes on dialogue | セリフ音声が過剰に反射しているか、エコーが発生しています。 |
| A-300 | Audio recording issues | 音声の録音に関連する問題です。 |
| A-301 | recording sounds muffled | 収録音声がくぐもっています。 |
| A-302_037 | not all channels/actors recorded | 一部のチャンネルの音や俳優の声が正しく録音されていません。 |
| A-303_016 | drop outs present in recording | 「音声の欠落」は、音声ミックス、チャンネル、またはトラックに含まれる音声信号が不規則に中断されたり、欠けたりすることを意味します。 |
| A-304 | sound rolls late | サウンドロールが、対応するカメラテイクより遅れて始まります。 |
| A-305 | sound cuts early | サウンドロールが、テイクの終了より先に終わります。 |
| A-306 | sound NG | サウンドが聞こえません、または干渉が生じています。 |
| A-307 | actor off-mic | 俳優の声がくぐもっているか、かすかにしか聞こえません。俳優がマイクに真っすぐに向いていない、またはマイクの位置が不適切なために俳優の声をはっきり録音できていないことが原因です。 |
| A-308 | missing mix track | 音声クリップが、収録されているはずのトラックに含まれていません。 |
| A-309_017 | MOS Audio |
音声チャンネルに情報がまったくないことを意味します。 ショットに音声がありません。 |
| A-310 | Corrupted File | .wavファイルが破損して読み取れません。 |
| A-400 | RF issues during recording | RFに関連する一般的な問題です。 |
| A-401_003 | RF noise (static) | 音声トラックのパチパチという音を指します。収録機器、あるいは音声データの破損によって発生します。 |
| A-402 | RF noise (frequency switching) | 無線周波数 (RF) の切り替え時に発生するノイズです。 |
| A-500_089 | Sound Metadata issues | サウンドエッセンスやサウンドコンテナに関連する1つ以上のメタデータフィールドが正しくありません。 |
| A-501_090 | Incorrect Timecode | 「間違ったタイムコード」は、タイムコードトラックまたはフレームレートが破損している、あるいはフォーマットが間違っていることを意味します。 |
| A-502 | mislabeled sound file | サウンドファイルの名前またはラベルが正しくありません。 |
| A-503_011 | Wrong Audio Channel Mapping | 「音声チャンネルのマッピングミス」は、音声ミックスに対する適切なスピーカーの割り当てやチャンネルの配置を決める、音声トラックまたは音声チャンネルの順序が誤っていることを指します。 |
| A-600 | Miscellaneous anomalies | サウンドに問題があることを示す一般的なエラーです。 |
| コード - V | VFX/VP - V | 説明 |
| V-100 | VFX Shot | VFXショットにマーカーが付いています。 |
| V-101 | Shot requires VFX clean up | このテイク/ショットではVFXのクリーンアップが必要です。 |
| V-102 | Shot requires set extension | ショットのセットをVFXで拡張する必要があります。 |
| V-103 | VFX balls and chart | テイク/ショットに、シルバーボールやカラーチャートなどのVFXリファレンスが映り込んでいます。 |
| V-104 | VFX reference | このテイク/ショットは、VFXのリファレンスとして使用するVFX専用のショットです。 |
| V-105 | VFX Plate | セットの背景を撮影しているロールが固定されています。 |
| V-200 | VP ICVFX LED ISSUE | LEDに関する原因不明の問題です。 |
| V-201 | VP ICVFX LED - Visible Color Banding on LED | コンテンツの色が正確に表現されておらず、同色の濃淡が緩やかなグラデーションではなく、縞模様になっています。 |
| V-202 | VP ICVFX LED - Visible Noise / RGB Dithering | LEDウォールに投影された映像に、目立つデジタルノイズが発生しています。 |
| V-203 | VP ICVFX LED - Visible seams / LED hotspots | LEDパネル間の継ぎ目が暗いか、または明るくなっていて目立ちます。 |
| V-204 | VP ICVFX LED - Visible LED panels faceting | 湾曲型LEDウォールを構成する複数のLEDパネルの傾斜角が目立ち、滑らかなカーブになっていません。 |
| V-205 | VP ICVFX LED - LED Wall Moiré | モアレパターンは、2つの細かいパターンが重なったときに発生する画像アーティファクトです。LEDウォールの撮影時に、LEDパネル上にLEDによって生じたパターンがカメラセンサーのピクセルパターンと競合し、カラーバンディングや複数色が階段状に見える問題 (エイリアシングの一種) などの視覚的なアーティファクトが発生することがあります。 |
| V-206 | VP ICVFX LED - LED Wall Flicker/Genlock offset/Visible Scanlines | LEDウォールのサイクル間で明るさに目視できる変化が生じるビデオアーティファクトです。これらの問題が起きると、さまざまな速度で縦向きまたは横向きに流れる黒い帯や、縦向きに流れる明るい帯が現れることがあります。 |
| V-207 | VP ICVFX LED - LED White point / Color Shift (sections or whole) | LEDウォールで再現される色が意図せず変化します。ほとんどの場合、カメラが軸外に配置されているか、LEDパネルがオーバーヒートしていることが原因です。 |
| V-208 | VP ICVFX LED - Visible reflection on the LED panels | LEDウォールのセクションに、実際のシーンが意図せず映っています。ほとんどの場合、撮影現場の光源がLEDウォールの暗い部分に反射していることが原因です。 |
| V-209 | VP ICVFX LED - Lights contamination/Spill on LED panels from other light sources | 撮影現場の光源により、LEDウォールにフレアが生じています。 |
| V-210 | VP ICVFX LED - Visible panel joins/end (eg. visible wall/ground joins, wall/ceiling joins) | LEDウォールの各セクションの接続部分が目立っています。 |
| V-211 | VP ICVFX LED - Visible LED mask | LEDマスクが原因で、軸外から見たときに明るさが目立って低下しています。 |
| V-212 | VP ICVFX LED - Visible white point/color rendition difference from the LED wall compared with the set lights | 撮影現場で使用した外部光源とLEDウォールとでは、カメラで確認したときのシーンのカラーレンディションが (特に人間の肌で) 明らかに異なっています。 |
| V-213 | VP ICVFX LED - Visible LED pattern / apparent lack of definition | ウォール上のLEDピクセルが目立っている、または撮影現場の何らかの物体が映っている状態です。 |
| V-214 | VP ICVFX LED - Visible dead pixel / deal tile | LEDウォール上のデッドピクセルや不良タイルが目立っている状態です。 |
| V-300 | VP ICVFX CONTENT ISSUES | LEDウォールでのコンテンツの再現に関する一般的な問題です。 |
| V-301 | VP ICVFX CONTENT - 3D parallax issues / not realistic | LEDウォールに表示されるコンテンツについて算出された視差が誤っていて、リアルさが感じられません。 |
| V-302 | VP ICVFX CONTENT - Digital DOF issues / not realistic | 算出された被写界深度では、リアルさが感じられません。 |
| V-303 | VP ICVFX CONTENT - Visible outer frustum | 算出されたフラスタムがカメラの画角よりも小さくなっています。 |
| V-304 | VP ICVFX CONTENT - Plates/HDRI Stitching errors/misalignment | 1枚のパノラマを構成するセクション間の継ぎ目がずれていて目立つ状態です。 |
| V-305 | VP ICVFX CONTENT - Content Highlight/Chroma clipping | LEDウォールに表示されるコンテンツのハイライト部分がクリッピングされています。 |
| V-306 | VP ICVFX CONTENT - Content Crushed blacks | LEDウォールに表示されるコンテンツに黒つぶれが発生しています。 |
| V-307 | VP ICVFX CONTENT - Visible Aliasing/Ray Tracing errors/Sparkle | LEDウォールに表示されるコンテンツに目立つエイリアシングが発生しています。 |
| V-308 | VP ICVFX CONTENT - Content Lagging/Playback issues | LEDウォール上で再生されるコンテンツに遅延が生じているか、スムーズに再生されません。 |
| V-309 | VP ICVFX CONTENT - Content juddering | コンテンツのリフレッシュレート/再生速度が速いために、カメラでジャダーが発生しています。 |
| V-310 | VP ICVFX CONTENT - Stitching ghosting | 重なり合う2つの画像のゴースティングが (カメラで) 目立っています。2つのプレートがつなぎ合わされている、または2つのビューポートの位置が合っていないことが原因です。 |
| V-400 | VP ICVFX CAMERA ISSUES | ICVFXのセットアップにおけるカメラ撮影側での一般的な問題です。 |
| V-401 | VP ICVFX CAMERA - LED/MediaPlayer/Camera Genlock issues | コンテンツ再生とカメラのシャッターが完全には同期していないため、ウォール上で再生されるコンテンツにちらつきなどの目立つアーティファクトが発生しています。 |
| V-402 | VP ICVFX CAMERA - Camera tracking issues | デジタルのカメラトラッキングがカメラ装置の動きと一致していない/デジタルのカメラの動きがカメラ装置の動きと同期していない/トラッキングの動きが目立つ、または合っていない状態です。 |
| V-403 | VP ICVFX CAMERA - Visible LED refraction/diffraction aberrations on scene atmos or surfaces/EDGE diffraction | カメラで収録したシーンに、LEDウォールの照明が原因でアーティファクトが発生しています。ほとんどの場合、シーンの大気や反射光に虹のような色が見られるか、シーン内の物体の輪郭が二重に見えます。 |
| V-404 | VP ICVFX CAMERA - Low CRI / Color issues due to LED lighting | LEDウォールから光が当たっている物体や俳優の見え方に問題があります。肌の色合い (通常はマゼンタ/ピンクまたはグリーン) が著しく偏っています。 |
| コード - M | Miscellaneous/FYI | 説明 |
| M-100 | Miscellaneous anomalies | ショットに問題があることを示す一般的なエラーです。 |
| M-101 | False roll | テイクが誤って撮影されたもので、実際のシーンが含まれていません。 |
| M-102 | Rolling reset | クリップに、アクションのテイクが複数含まれています。 |
| M-103 | Long preroll | 「アクション」の掛け声がかかる前のプレロールの時間が長すぎます。 |
| M-104 | False start | テイクが開始するのが早すぎます。 |
| M-105 | Rolled over midnight | ビデオ/音声のタイムコードが23.59.59を越えたため、00:00:00にリセットされています。 |
| M-200 | Generic Slate Issue | スレートの情報が間違っています。 |
| M-201 | Tail slate | スレートが上下逆さまで、テイクの最後に使われています。 |
| M-202 | Corrective tail ID | 直前のスレートを修正しているクリップです。 |
| M-203 | No slate | クリップのスレートが提供されていません。 |
| M-204 | Slate Not Good | スレートがカメラ/スクリプトのレポートと一致していないか、ラベルが間違っています。 |
| M-205 | Series slate | 撮影する一連のクリップが1枚のスレートに記録されていて、個別のスレートが用意されていません。 |
| M-206 | Tail series slate | 撮影済みの一連のクリップが記録された1枚のスレートがテイクの最後に使われていて、個別のスレートが用意されていません。 |
| M-207 | Second clap | 2回目のスレートが見えるか、その音が聞こえています。 |
| M-208 | Common slate | 1枚のスレートにすべてのカメラとテイクの情報が書かれていて、複数のカメラ用にサウンドが同期されています。 |
| M-209 | Wrong Color/Camera Information on slate | スレートに書かれた色情報が間違っていて、カメラレポートと一致していません。 |
| M-210 | DNR (Did not roll!) on Take XXX | 撮影が開始されませんでした (「X」にはテイク番号が入ります)。 |
| M-211 | Day for night | 昼間の撮影で、夜のシーンを再現するために映画の手法が用いられています。 |
| M-300 | People in shot | ショットでの人の映り込み |
| M-301 | Actor looks at camera | 俳優の目線がカメラまたはクルーの方に向いています。 |
| M-302_096 | Visible production crew | クルーがテイクに映り込んでいます。 |
| M-303 | Public in shot | 出演契約を交わしていないと思われる一般人がテイクの場面を通り抜けています。 |
| M-400_096 | Visible production equipment | 映画やテレビ番組の撮影に関係する現場の機材がショットに映り込んでいます。 |
| M-401 | Boom in shot | テイクのフレームライン内までブームが下がっています。 |
| M-402 | Flag in shot | テイクのフレームライン内にフラッグが映り込んでいます。 |
| M-403 | Camera in shot | 撮影カメラがショットに映り込んでいます。 |
| M-500_062 | Censorship shot | 「検閲」は、中傷的または違法となり得る配信内容を曖昧に表現したり削除したりするために映像や音声に施された編集を指します。 |
| M-501 | Closed Set | 特定のシーンが、限られた人数のスタッフで撮影されています。 |
| CODE - F | FILM - F | 定義 |
| F-100 | Miscellaneous film issues | フィルムに問題があることを示す一般的なエラーです。 |
| F-101 | Light Scratch |
フィルム上に、軽微ながら目に見える傷があります。 この問題が1つのチャンネルのみに限られている場合は、R、G、Bをクオリファイアーとして使用します。カメラのネガに由来する、または現像段階で生じた問題である場合は、NまたはDを使用します。 |
| F-102 | Deep Scratch |
フィルム上に、大きな目立つ傷があります。 この問題が1つのチャンネルのみに限られている場合は、R、G、Bをクオリファイアーとして使用します。カメラのネガに由来する、または現像段階で生じた問題である場合は、NまたはDを使用します。 |
| F-103 | Stain | フレームに目立つ色ずれがあります。この問題が1つのチャンネルのみに限られている場合は、R、G、Bをクオリファイアーとして使用します。カメラのネガに由来する、または現像段階で生じた問題である場合は、NまたはDを使用します。 |
| F-104 | Waving | フィルムが波打っているように見え、安定しません。 |
| F-105 | Hair | フレームに、目に見える髪の毛やほこりが付いています。この問題が1つのチャンネルのみに限られている場合は、R、G、Bをクオリファイアーとして使用します。カメラのネガに由来する、または現像段階で生じた問題である場合は、NまたはDを使用します。 |
| F-106 | Flashing | テイク内に明るさが変化する光が見えます。 |
| F-107 | Burn | フィルムに目立って焼けている部分があります。この問題が1つのチャンネルのみに限られている場合は、R、G、Bをクオリファイアーとして使用します。カメラのネガに由来する、または現像段階で生じた問題である場合は、NまたはDを使用します。 |